安全報告書2017【2016年度分】
株式会社スノーエリアマネジメント白山 索道安全報告書2017【2016年度分】
2017年5月発行
白山一里野温泉スキー場 | 白山セイモアスキー場 | スカイ獅子吼 |
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ゴンドラリフトRINO あい・あ~る第1リフト あい・あ~る第2リフト あい・あ~る第3クワッドリフト のだいら第1リフト のだいら第2リフト 中ノ原リフト |
セイモア第1クワッドリフト セイモア第2ペアリフト セイモア第3ペアリフト セイモア第4ペアリフト |
獅子吼高原ゴンドラリフト |
1. ご利用の皆様へ
平素より、当社事業に対し、ご理解賜りますこと、誠にありがとうございます。
当社は今年も経営理念の第一にお客様への安全を掲げ、法令厳守とともに安全輸送に取り組んでおります。
本報告書は、鉄道事業法に基づき、輸送の安全確保のための取組みや安全の実態について、自ら振返るとともに広くご理解頂くために公表するものです。皆様からの声を輸送の安全に役立てたく、積極的なご意見を頂戴できれば幸いです。
平成29年5月
株式会社スノーエリアマネジメント白山
代表取締役社長 山本 外勝
2. 基本方針と安全目標
(1)基本方針
当社の索道事業理念の第一は、安全の確保です。「安全基本方針」を次のように掲げ、社長以下社員、及び従業員に周知・徹底しております。
- 社員一丸となって輸送の安全確保に努めます。
- 輸送の安全に関する法令、及び関連規程(本規定を含む)をよく理解するとともにこれを遵守し、厳正、忠実に職務を遂行します。
- 厳正な職務の実施に努め、その取扱いに疑いのあるときは、最も安全と思われる取扱いをします。
- 事故又は災害が発生した場合には状況を冷静に判断し、速やかに人命の救助、その他適切な処置を行います。
(2)安全目標
平成29年度の安全目標は次のとおりです。
今年度は索道による事故はありませんでした。今後においても目標達成に向けて営業を行います。
安全方針
法令を遵守し、索道の安全輸送に万全を期する。
安全重点目標
1. お客様の安全を優先し、法令の遵守を徹底する。
1. 索道施設の保守を強化し、安全対策を推進する。
1. 社員研修・教育に注力し、労働災害を撲滅する。
3. 事故等の発生状況、及び再発防止措置
- 索道運転事故(索道人身障害事故)
平成28年度索道運転事故はありませんでした。 - 災害(地震や暴風雨、豪雨など)
平成28年度災害による運行停止はありませんでした。 - インシデント(事故の兆候)
平成28年度は国土交通省へのインシデント報告はありませんでした。
4. 輸送の安全確保のための取組み
- 人材教育
北陸信越運輸局主催の研修会、索道協会主催の索道技術研修会、索道メーカー主催のテクニカルセミナー、石川地区部会が開催する夏、秋2回の技術研修会に出席・受講しています。社内では輸送の安全のため、独自で索道技術管理員研修会を実施、その他冬期シーズン開始前には社員・冬期従業員を一同に集めて技術研修(安全教育、救助訓練等)を実施しております。 - 緊急時対応訓練
先にも書きましたが、冬季シーズンに入る前、社員・冬期従業員が集まって救助訓練を実施しています。又、事故発生時を想定した対応訓練、緊急時連絡体制図に則った形での想定訓練を実施しております。 - 安全のための投資と支出
安全の維持・向上のため中期整備基本計画に基づき年度毎に整備計画を策定し各施設の架け替え(新設含む)、修繕、点検整備を確実に行っております。
索道施設(償却資産)整備・消耗品内容は以下の通りとなります。
白山一里野温泉スキー場 償却資産整備内容 |
ゴンドラリフト(RINO) 握索機OH業務(10台) ゴンドラリフト(RINO) 主減速機(高速側)更新業務 ゴンドラリフト(RINO) 停留場整備業務 ゴンドラリフト(RINO) 索受装置整備業務 ゴンドラリフト(RINO) 受電設備整備業務 あい・あ~る第2リフト 索受装置整備業務 あい・あ~る第2リフト 停留場整備業務 あい・あ~る第2リフト 保安設備整備業務 のだいら第2リフト 停留場整備業務 のだいら第2リフト 折返し設備整備業務 のだいら第2リフト 保安設備整備業務 のだいら第2リフト 受電設備整備業務 消耗品交換(機械部品、油脂類等) |
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白山セイモアスキー場 償却資産整備内容 |
第2ペアリフト 原動緊張滑車整備業務 第2ペアリフト 停留場整備業務 第2ペアリフト 索受装置整備業務 第3ペアリフト 制御方式更新業務 第3ペアリフト 主電動機更新業務 第3ペアリフト 主減速機更新業務 第3ペアリフト 予備原動機追加業務 第3ペアリフト 原動緊張滑車整備業務 消耗品交換(機械部品、油脂類等) |
スカイ獅子吼 償却資産整備内容 |
獅子吼高原ゴンドラリフト 常用制動装置油圧ユニット更新業務 獅子吼高原ゴンドラリフト 搬器懸垂部更新(4台) 獅子吼高原ゴンドラリフト 原動滑車軸受交換業務 獅子吼高原ゴンドラリフト 停留場内調整業務 獅子吼高原ゴンドラリフト 握索機OH業務(4台) 消耗品交換(機械部品、油脂類等) |
5. 安全管理体制
社長をトップとする安全管理組織を構築し、各責任者の責務を明確にしています。又、テクニカルサービス主任及び索道技術管理者は、各索道を適宜巡回し状況の把握に努めます。
社長 | 輸送の安全の確保に関する最終的な責任を負う。 |
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総支配人 (安全統括管理者) |
索道事業の輸送の安全確保に関する業務を統括する。 索道全般の運行の管理、索道施設の維持・管理、その他、索道の安全確保に関する業務及び技術面を統括管理する。 |
索道技術管理者 | 索道全般の運行の管理、索道施設の保守の管理、その他技術上の事項に関する業務及び係員の教育に関する業務を行う。 |
索道技術管理員 | 索道技術管理者の下、担当する索道の運行管理、索道施設の保守に関する業務を行う。 |
6. ご利用の皆様との連携とお願い
(1)お客様のご期待に応えられるよう、お客様の立場に立ったサービスの提供に努めております。
(2)リフト乗車時の注意事項
- 乗車券等は、係員が目視しやすいように提示してください。
- 乗り方に不慣れなお客様は、係員にお申し出ください。
- 空ペットボトル・煙草の吸殻・その他の物を、リフトから投げ捨てないでください。
- 搬器から飛び降りたり、搬器を揺らさないでください。
- セフティーバーは降り場に到着するまで上げないでください。
- 駅舎、搬器内は禁煙です。
- 衣服・携帯品・髪の毛などが、施設に接触しないように注意してください。
- 改札後は係員の指示に従ってください。
7. 連絡先
安全報告書へのご感想、当社の安全への取り組みに対するご意見をお寄せください。
株式会社スノーエリアマネジメント白山
〒920-2333
石川県白山市尾添リ63
TEL 076-256-7779 FAX 076-256-7414
E-mail info@test.sam-hakusan.com